【インド奮闘記】
インドで早くも15年

こんにちは、神山です。

大変ご無沙汰しております。前回暑い中でブログを書いてから4か月、
12月も目の前の初冬の中でブログを書いています。

私が住んでいた(現在一時帰国中)バンガロール近郊(トムクール)では、雨期が終わり、乾燥した冬に入りつつあります。
冬といっても、平均気温は27度位ありますので、とても過ごしやすい季節になります。(朝晩は少し冷えます)

私が仕事をしているIT会社(SCII)は、2005年にバンガロールで会社を設立し、この12月で15周年を迎えます。
毎年恒例になっていますが、今年は15周年ということもあり、12月4日(金)に、創立記念日のイベントを盛大に行う予定でしたが、
コロナ禍の中で、感染予防を最優先に、ソーシャルディスタンスにも配慮しながらの開催となります。

実は、このイベントは少し前から、社員全員が参加するスポーツディというイベントから始まります。
・ 敷地内で開催されるミニクリケット
我々日本人スタッフも練習の時には参加させてもらえますが、本番は真剣勝負のためか、声もかかりません。
昨年のスポーツディの時には、グローバル研修生がSCIIで研修を受けていましたので、一緒にイベントに
参加して頂きました。
・ Throwball
バレーボールと同じくらいのコートにネットを張り、2チームに分かれて対戦する球技です。
バレーボール位のボールを互いなげあい。バレーボールとドッチボールを合わせたようなゲームです。
楽しくワイワイやるのかと思いきや、結構真剣で、上手くボールを受け取れない相手にめがけてボールを投げる
得意でない人はコートの隅に配置するなど、とにかく勝ちにこだわったスポーツです。
・ カロム
1つのボードを挟んで、2人がペアになり向かい合って座り、2対2で戦うボードゲームです。
オセロの白黒の石位の大きさのものを、指ではじき相手の物を隅に追いやる。
ビリヤードを指で行うような感じのスポーツ?(ボードゲームです)
このゲームも、何でそこまで熱くなるのか? と思えるくらい盛り上がります。

この結果(成績)を、発表し表彰するのも、創立記念イベントのカリキュラムになっています。

何年か前は、事務所の机を飾り、チームで競い合うといったイベントがありましたが、
飾り付けがすごすぎ、その日は仕事が出来なかったとの反省から、1年限りのイベントになってしまいました。

創立記念日の日は、女性は伝統衣装であるサリーを着て出社します。男性もおしゃればスーツや伝統衣装で出社します。
この日ばかりは、インドの企業で働いているんだな と実感します。
我々日本人スタッフも、クルタという簡易的な民族衣装を着て出社します。

当日最後のイベントは、社員全員での夕食会になります。ベジタリアンが多いお国柄ですので、食事もベジタリアン、ノンベジタリアン用に分け
楽しい時間を過ごします。私たち日本人スタッフのイベントはここで終わりますが、インドエンジニアは、ここからのダンスタイムが楽しいようで。
終わりの時間を決めても、なかなか終わらないダンスパーティーで盛り上がります。(それもお酒も飲まずです)

私たちは、インドの文化も取り入れながら、日本のお客様の仕事を14年間させて頂いてきましたが
昨年より、インドの日系企業様のバックオフィスの効率化(DX:デジタル・トランスフォーメーション)などもお手伝いさせて頂いております。
大学との共同研究、大学生へのインターンシップ、トレーニングセンター開講など、地域に根付いた活動も進めていこうと思っています。

バンガロール、トムクールの人たち、環境、土地柄に育てて頂いた会社でもありますので
少しでもインドに貢献、恩返しができればと思っています。