こんにちは。神山です。
私は、2013年10月にインドに赴任し、2020年4月12日に 新型コロナ感染症の影響で日本に帰国し、日本からインドの仕事をしていました。
2022年ゴールデンウィークも終わった 5月12日に、2年と1か月ぶりに 渡印し、現地での業務を再開しました。
今回は、インドに渡航するための事前準備から、インドで入国するまでの実体験を書きたいと思います。
その前に、渡印前に確認していた カルナタカ州の入国規制を整理します(4月30日現在)
- インド入国時に、出発の72時間以内に実施したPCR検査の結果が陰性である。
(インドでワクチン接種を終えている方は接種証明書) - 指定された国からの国際線到着者の2%が空港で無作為にスクリーニングされる。
- 日本とタイからの入国者については、空港到着時にサーモグラフィースクリーニングを受ける必要がある。
その結果 症状がある場合は、空港の検査室でPCR検査を受ける。
では、ゴールデンウィーク後半に時間を少し戻します。
- 2022年 5月4日(水)夜
- 何故か微熱がありました。
- 5月5日(木)
- 軽い倦怠感で、1日中眠かった。(内心ドキッとしていました) * 久々のイベントの前に体が緊張していたか? * 日本でのゴールデンウィーク最終週末も、外出せず体調管理に徹する
- 5月9日(月) 11:30
- PCR検査 検体採取(出発72時間前ということでこの時間に採取)
- 5月9日(月) 午後
- 検査機関に検体提出
- 5月10日(火)11:40
- PCR検査結果通知(陰性:GWの体調不良もあったので一安心)
ひとまずは、渡航するための最低条件であるPCR検査の結果が陰性だったことから、渡印に向けた最終準備を開始。
- 5月10日(火)午後
- Air Suvidha(インド政府の申請サイト)において、陰性証明書、記載内容が正しい事の誓約書をオンラインで提出
https://www.newdelhiairport.in/airsuvidha/apho-registration
* この事前オンライン申請は必須ですので、必ず出発前に行ってください
(渡航中もこの作業がとても大切な事を知る) - オンライン提出を行うと、記入したメールアドレスに
Self Declaration form details for international arriving passengers(自己申告の詳細)が届く
* 届かない場合は、迷惑メールとして扱われている可能性があるので要確認
- この申請サイトでも、右上のメニューから申請内容を表示し ダウンロードすることもできる
- メールで届いたもの、あるいはサイトでダウンロードした自己申告書を印刷する
(陰性証明書と 印刷した自己申告書は、直ぐ提示できるようにしておく)
- Air Suvidha(インド政府の申請サイト)において、陰性証明書、記載内容が正しい事の誓約書をオンラインで提出
- 5月12日(木)9:15
- 成田空港でチェックイン(今回はマレーシア航空で渡印)
* チェックインカウンターでは、渡航先ごとに入国時に必要な書類が違うため
渡航先を確認された後、必要な書類のチェックを受ける
この時に、陰性証明書+印刷した自己申告書を提示
- 成田空港でチェックイン(今回はマレーシア航空で渡印)
- 5月12日(木)21:00(マレーシア現地時間)
- クアラルンプール国際空港で、バンガロール行きフライトに搭乗するためのセキュリティーを受ける
* この時に、パスポート、搭乗券、そして印刷した自己申告書を提示
- クアラルンプール国際空港で、バンガロール行きフライトに搭乗するためのセキュリティーを受ける
- 5月13日(金)0:30(インド現地時間) (クアラルンプールで出発が1時間遅延)
- 飛行機から降り、入国申請に向かう途中で、印刷した自己申告書のチェックを受け、
搭乗券の裏にチェック済み印をもらう - 入国審査(少し待ったが特に問題なし)
* 入国審査官に、入国審査に必要な書類と、搭乗券の裏に押してもらった
チェック済み印を見せる - 荷物をピックアップし、ドライバーが待つエリアに向かう
- 飛行機から降り、入国申請に向かう途中で、印刷した自己申告書のチェックを受け、
やっと、長い一日が終わり、無事インドに到着、入国することができました。
そこで、ふと思ったことは、カルナタカ州の入国規制による確認事項
●搭乗者2%の無作為PCR検査
●日本、タイからの到着者は全員、サーモグラフィースクリーニングを受ける
これらは、なにも無かった ということです。
これは、インドあるあるなのか、5月12日時点で規制が緩和されたのかは 不明です。
渡印するにあたっては、最新の情報をご確認ください。
このようにして、インドでの業務が再開し、直接インドエンジニアと顔を合わせて仕事が出来るのは
リモートでの業務を経験した今だからこそ、その有難味を実感します。
昨日、バンガロール市内に出かけましたが、生活面では いくつか制約はあるものの
コロナ前の生活状況に戻っている感じがします。
渡印する制約もほとんどなくなりましたので、多くのビジネスマンの行き来が再開されると思います。
今回の入国手続きの列にも、多くの日本人の方が並んでいました。(50名近く姿を見ました)
今後は、毎月、日本とインドを行き来しますので、
インドで滞在記だけでなく、幅広い情報をお伝えできればと思っています。