応用情報技術者試験を受けてみた

はじめまして。
オープンシステム統括部所属、入社4年目の YNG ともうします。

今回は、私が「応用情報技術者試験」に合格するためにやったことや、反省点、気付いたことなどをお伝えします。

「応用情報技術者試験」とは?

まず、「応用情報技術者試験」について説明します。

「応用情報技術者試験」は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)主催の情報技術分野の国家資格試験の一つです。

高度IT人材に必要な応用的知識とスキルが問われ、難易度としてはスキルレベル1~4中のレベル3に該当します。

本試験は、「テクノロジ系」と「マネジメント系」、「ストラテジ系」の3つの分野から出題され、データベースやセキュリティなどの技術要素、システム開発技術、プロジェクトマネジメント等、幅広い知識が求められる試験です。

試験は【午前試験】と【午後試験】で構成されています。
【午前試験】は、四択の選択問題が出題され、80問に解答します。
【午後問題】は、長文形式の記述問題が計11問出題され、その中から5問を選択して解答します。
(問1のセキュリティは必須なため、選択可能なのは実質4問)

どちらも試験時間は150分で、正答率6割が合格条件です。

受験した理由

私が「応用情報技術者試験」を受験したのは、情報技術に関するより幅広く、より深い知識を身につけたいと考えたからです。

私個人のキャリアとしては、多様なスキルセットを持ち、フルスタックに活躍できる技術者になりたいと考えています。

その為の土台形成として、まずは多様な知識をインプットすることを目的に本試験を受験しました。

ちなみに、今回は会社の支援制度を使って受験しました。

勉強方法/勉強時間/ポイント

勉強方法

利用した教材・サイトは、「応用情報技術者合格教本」「応用情報技術者過去問道場」「応用情報技術者 午後問題の重点対策」の3つです。

「応用情報技術者合格教本」で試験範囲の知識を身に着け、「過去問道場」で過去問を解きつつ「重点対策本」で午後問題の対策をしました。

<書籍>
「応用情報技術者合格教本」

「応用情報技術者 午後問題の重点対策」

<サイト>
「応用情報技術者過去問道場」

勉強時間

期間としては4ヶ月程度です。

ポイント

平日は業務があるので、勉強時間を上手く確保することがポイントでした。
例えば、通勤や移動のスキマ時間や、休日何もない日に多めに時間を取る等です。

なるべく1日1時間は確保するようにしていました。

試験当日

午前試験

勉強して知識をインプットしておけば特に躓くポイントはない感覚です。
ただ、問題数が多いので1問1問にそんなに長い時間はかけられないです。

午後試験

私は、「セキュリティ」(※必須)、「システムアーキテクチャ」、「データベース」、「情報システム開発」、「プロジェクトマネジメント」の問題を選択しました。

予定では、「プロジェクトマネジメント」ではなく「ネットワーク」を選択する予定でしたが、問題を確認するとネットワークの難易度が高く感じたので、途中で「プロジェクトマネジメント」に切り替えました。
当日になってみて問題の相性が悪かったり難易度が高かったりすることがあるので、自分の選択分野+1分野対策をしておくと安心かもしれません。

反省点/気付き、お伝えしたいこと

「応用情報技術者試験」の受験勉強により、様々なスキルを得ることができたと感じています。

情報技術に関する知識はもちろんのこと、長文や出題意図を読み取る「読解力」や「洞察力」、それを解答としてまとめて記述する「表現力」も培われたと思います。

どれも実務に活きることだと思うので、受験して良かったと感じています。