はじめに
「データ活用っていうけど、どんなことができるのかよくわからない…」
「他の会社はどんなデータを見て、それをどう仕事に活かしているの?」
データを使って何かしたいけど、どんなことができるのかいまいちイメージできなくて困っている方も少なくないのではないでしょうか。
今回は弊社のBIツールをご使用いただいているお客様がどのようなデータをみて、それをどう業務に使用しているのか簡単にご紹介したいと思います。
目次
- 事例1:人手と仕事量の調整
- 事例2:製造数の判断
- 事例3:進捗の確認
- おわりに
事例1:人手と仕事量の調整
ある物流企業様は一定期間に倉庫にどれだけ荷物が入ってくるのか/出ていくのか、また保管数の推移を分析することで、人手と仕事量のバランスが適切になるよう調整しています。
物流倉庫内では荷札を貼ったり、荷物の数を数えたりといった作業を人の手で行っています。作業員の数と荷物の数のバランスがよければ問題ありませんが、物流数が多い場合は人手を増やす、人手を増やすことが難しい時期は取引先との仕事の量を調整する必要があります。
この時期は人手が必要、この時期は仕事量の調整が必要、ということがデータをみればわかるため、両者のバランスが適切になるよう調整しやすくなっているそうです。
事例2:製造数の判断
ある企業様は売上をもとに製品の製造数を判断しています。
以前はツールを使って売上予想を作成しそれを元に製造数を判断していたそうですが、 新型コロナウイルスの流行で想定通りにいかないため、今は売上という絶対的な結果から製造数を決めているとおっしゃっていました。
また在庫の数もリアルタイムで確認できるため、 売れている/在庫が少ない商品に対して今後どのような施策を実施するのか素早く判断を下すことにも役立っているそうです。
事例3:進捗の確認
ある機械メーカー様は工事の進捗や部品在庫などを確認して、作業の進捗に問題がないか確認しています。
もし工事に使おうと思っていた部品が足りなくなっていることに気付かず作業を進めてしまったら、いざ必要という段階で作業が止まってしまいます。
適切な時期に必要な部品を揃えられるよう、今どれだけ在庫があるのか確認できるようにしているそうです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は3つの事例を簡単にご紹介させていただきましたが、個人的にはどれも「今、どうなっているのか」状況を確認・分析することでこれからの業務で何をするべきか・どうするべきか判断するのに役立っているように感じました。
その他の事例を以下のページや資料でみることができますので、よろしければご覧ください。
特設サイト(随時更新)
https://www.bi.ksc.co.jp/#useCase
ユーザー教育事例集
https://www.ksc.co.jp/bi/download/