もちろんです!(^ω^)
先輩は両面しっかり焼いて、黒酢ですよね??
先輩は両面しっかり焼いて、黒酢ですよね??
そうです。よく覚えてましたね。
確かあの時に「文化の違い」という話をしたと思うんですけど、
今日はその「文化」について話したいと思います。
確かあの時に「文化の違い」という話をしたと思うんですけど、
今日はその「文化」について話したいと思います。
え? 「文化の違い」は、
目玉焼きに対するイメージ一つとっても人によって違うよね?
ということだったので、文化≒考え方の違い
だと思っていましたが違うんでしょうか…??(・_・; )??
目玉焼きに対するイメージ一つとっても人によって違うよね?
ということだったので、文化≒考え方の違い
だと思っていましたが違うんでしょうか…??(・_・; )??
そういった意味になることもありますね。
ただ、私は「文化」という言葉は使われる場面によって
いろいろな意味になると思っています。
ただ、私は「文化」という言葉は使われる場面によって
いろいろな意味になると思っています。
そう、なんですね…??(・ー・;)
文化にはいくつか意味があります。
- 自然の対義語としての文化。自然状態に人が手を加えた状態
- ある集団に属する人々が、これに属さない人々とは異なって共有している一定の特性
・・・ \_ヘヘ(ω・´)カタカタカタ… 。
確かに!検索してみましたが、だいたいどの辞書にもそういった感じで記載されてますね…!
確かに!検索してみましたが、だいたいどの辞書にもそういった感じで記載されてますね…!
そうですよね。
そして、私は2つ目の使われ方に次の2つを文化の定義に加えたいと思います。
そして、私は2つ目の使われ方に次の2つを文化の定義に加えたいと思います。
- 世代を超えて受け継がれるもの
- その集団の中では常識と呼ばれるもの
さて、ここからが今日の本題です!
新米さんは、日本文化と聞いてどんなものを思い浮かべますか?
文化、ですか??(゜-゜;)
着物、演歌、アニメ、和食、茶道・・・とかでしょうか?
急に言われると難しいですね…(;・∀・)
着物、演歌、アニメ、和食、茶道・・・とかでしょうか?
急に言われると難しいですね…(;・∀・)
なるほどですね…。
今日ここで伝えたいポイントは…
「文化」は2種類に分けて考えることができるということです!
今日ここで伝えたいポイントは…
「文化」は2種類に分けて考えることができるということです!
文化が分けられる…(?_?)
そうなんです。これはアメリカの異文化コミュニケーション研究所の所長であるコミュニケーション学者 Dr.Milton Bennettが提唱している考え方です。
彼の考え方を簡単に言うと、「目に見える文化」と「目に見えない文化」に分けられるということです。
では、 この分け方で先ほど新米さんが挙げた日本文化を分けてみてください。
彼の考え方を簡単に言うと、「目に見える文化」と「目に見えない文化」に分けられるということです。
では、 この分け方で先ほど新米さんが挙げた日本文化を分けてみてください。
「目に見える文化」と「目に見えない文化」ですか・・・(@_@)
えーっと・・・
「目に見える文化」
→着物、アニメ、和食
「目に見えない文化」
→演歌、茶道
こんな感じでしょうか・・・(; ・`д・´)
えーっと・・・
「目に見える文化」
→着物、アニメ、和食
「目に見えない文化」
→演歌、茶道
こんな感じでしょうか・・・(; ・`д・´)
そうですね。いいと思います。
茶道は奥が深いですよね。
相手に対するおもてなしの心を所作一つ一つで表現するわけですが、目でみてそこが理解できるわけではないですよね。
茶道は奥が深いですよね。
相手に対するおもてなしの心を所作一つ一つで表現するわけですが、目でみてそこが理解できるわけではないですよね。
そうですね・・・。
茶道、きちんとやったことはないですが、
おもてなし の心などは目に見えないけど、素敵だと思います!!
茶道、きちんとやったことはないですが、
おもてなし の心などは目に見えないけど、素敵だと思います!!
ミルトンはこの二つの文化を、大文字の C で始まる ”Culture” と小文字の c で始まる”culture”というふうに分けて呼んでいます。
よく氷山に例えられることが多いですが、海面の上に出ている部分が目に見える文化”Culture”、海面の下に隠れている部分が目に見えない文化”culture”ということになります。
氷山は海面から出ている部分はわずか数%と言われていますが、これは文化においても同じことが言えるようです。
よく氷山に例えられることが多いですが、海面の上に出ている部分が目に見える文化”Culture”、海面の下に隠れている部分が目に見えない文化”culture”ということになります。
氷山は海面から出ている部分はわずか数%と言われていますが、これは文化においても同じことが言えるようです。
“Culture”と”culture”…φ(. . )メモメモ
つまり…目に見える文化はわずか数%ということですか??(・◇・)??
つまり…目に見える文化はわずか数%ということですか??(・◇・)??
はい、そういうことになります。
私たちは、相手の文化を理解することの重要性は認識していますが、ついつい目に見える文化へ視線を向けてしまいがちです。
目に見えない部分には一緒に仕事をする上で、理解しなければならない相手の価値観がたくさん隠れています。
私たちは、相手の文化を理解することの重要性は認識していますが、ついつい目に見える文化へ視線を向けてしまいがちです。
目に見えない部分には一緒に仕事をする上で、理解しなければならない相手の価値観がたくさん隠れています。
目に見える文化…。
良くテレビなどで言われる例でいうと…
インド人はすぐ歌って踊る(ボリウッド)、
インド人は手で食べる、
日本人は着物を着ている、
日本人は忍者…(笑)
みたいなことに目を向けてしまう…ということですか??
良くテレビなどで言われる例でいうと…
インド人はすぐ歌って踊る(ボリウッド)、
インド人は手で食べる、
日本人は着物を着ている、
日本人は忍者…(笑)
みたいなことに目を向けてしまう…ということですか??
そうですね。それらは、Cultureになりますよね。
手で食べようが、忍者の格好をしていようが、
それは異文化理解においてそれほど重要な部分ではなく、
むしろワークライフバランスや、人との距離感、
仕事の進め方といった目に見えない部分の理解が重要になるわけです!
手で食べようが、忍者の格好をしていようが、
それは異文化理解においてそれほど重要な部分ではなく、
むしろワークライフバランスや、人との距離感、
仕事の進め方といった目に見えない部分の理解が重要になるわけです!
確かに!
どんな服を着ていても、お箸・フォーク・手のどれを使って食べていても、
仲良くなるのには関係ないですもんね!!(´▽`*)
どんな服を着ていても、お箸・フォーク・手のどれを使って食べていても、
仲良くなるのには関係ないですもんね!!(´▽`*)
あ、でも、手で一緒にカレーを食べたらインド人と仲良くなれるのも事実だけどね!
そうなんですね!!…φ(. .)メモメモ
インドに行く機会があったら、手で食べるのもチャレンジしてみます…!!
一緒に働くチームとして、仲良くなって信頼関係を築くのは大切ですもんね。
インドに行く機会があったら、手で食べるのもチャレンジしてみます…!!
一緒に働くチームとして、仲良くなって信頼関係を築くのは大切ですもんね。
そうですね。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
(…きっと、そう遠くないうちに、行くことになるでしょうから(^-^))
(…きっと、そう遠くないうちに、行くことになるでしょうから(^-^))
まとめ
異文化理解という文脈における「文化」の定義は…
- ある集団に属する人々が、これに属さない人々とは異なって共有している一定の特性
- 世代を超えて受け継がれるもの
- その集団の中では常識と呼ばれるもの
上記の意味において文化は二つに分けて考えることができる
- Culture : 目に見える文化
- culture : 目に見えない文化
異文化理解においては、目に見えない文化”culture”に意識を向けることが大切!
新米さん、前回目玉焼きの食べ方の話をしたのを覚えてますか?