コロナ禍のDXは情報資産の活用から!
~ワンストップ総合支援サービスのご案内~

■DXを担う人材

 株式会社電通デジタルの昨年12月発表の「日本における企業のデジタルトランスフォーメーション調査(2020年度)」によると、日本企業の74%がDX(デジタル・トランスフォーメーション)に着手しており、さらに昨今のいわゆるコロナ禍でも、50%の企業がDX推進が加速したと回答しています。

出展:「日本における企業のデジタルトランスフォーメーション調査(2020年度)」
株式会社電通デジタル


 その一方でDX推進の障壁については、「スキルや人材の不足」が多く挙げられている反面、「育成を担える人材も乏しい」という結果も出ており、DXを推進するための人材育成に苦慮されていることがうかがえます。

出展:「日本における企業のデジタルトランスフォーメーション調査(2020年度)」
株式会社電通デジタル


 お客様がDXを推進するにあたり、必要な技術は何なのか。お客様の情報システムに格納されているデータを、情報資産として活用していただくことだと、当社は考えています。
 情報システム内のデータを把握することができるデータベース技術者は、DX成功のカギを握っているキーマンといえます。

■ データベース製品の多様化

 製品面での障壁もあるようです。
企業様が業務システムでお使いのデータベース製品には、様々な種類があります。企業様のITの進展は業務システムが多数存在することにつながり、かつ、データベース製品の多様化によって業務システム毎に個別最適なデータベースを選択することが可能となっているため、自社内の全業務システムを同じデータベース製品で統一することを著しく困難にしています。

 データベース製品の多様化は情報資産活用のための業務システム間の連携という観点からも高い壁となっており、ひいては企業様のDX推進の足かせにもなりかねません。
 社内の技術者育成によってこの壁を超えることも考えられますが、企業様でお使いのあらゆるデータベース製品の技術を習得するまでには、時間的にも費用的にもコストがかかり過ぎてしまいます。

 お客様が業務システムでお使いの様々なデータベース製品をトータルにサポートする技術を持っている会社は、情報資産の活用には不可欠といえます。

■ サービス策定の背景

 そこで当社では、「スキルや人材の不足」および「データベース製品の多様化」という障壁を超えて、お客様が情報資産を最大限にご活用いただくためのサービスを策定いたしました。それが、「ワンストップ総合支援サービス」です。

■ 選ばれる理由

 株式会社システムコンサルタントは、国内随一のデータベース・プロフェッショナル集団です。

 データベース製品の側面では、OracleDB・SQL Server・Db2といった主要な商用データベースはもちろんのこと、PostgreSQL、MySQLなどのオープンソースデータベースもそれぞれのデータベース製品の特長を活かすことができる「マルチRDBMS」の技術を有しています。

 データベース構築の側面では、コンサルティング、データモデリング、インフラ要件定義といった上流工程から、論理設計、物理設計、運用設計といった設計工程、そして物理実装、データ移行、保守・運用といった構築工程、およびチューニングや障害時の復旧といったデータベース・リカバリにいたるまで、あらゆる工程、あらゆる局面に対応が可能です。

 特にミッションクリティカルな領域において、多数のお客様からご評価をいただく理由が、この幅広く、奥深いテクノロジー・スキルを有しているという点にあります。これらのデータベース・テクノロジー・スキルは、当社の30年以上にわたるRDBMS活用実績の積み重ねによるものです。

 今回ご紹介する「ワンストップ総合支援サービス」は、当社のデータベースに関する豊富な知識と実績を、余すところなくお客様にご提供するサービスです。

■ サービスメニューのご紹介

 ワンストップ総合支援のサービスメニューをご紹介いたします。本サービスの目的は、お客様のデータベースの長期安定稼働です。貴社システムのご状況に合わせたメニューをご選択ください。

 <高度データ活用基盤プランニング>

貴社のデータ活用基盤のベストプラクティス作成を支援します。
 データ分析するためのDWHが必要だけど何から手をつけて良いの?
 どのぐらいのコストがかかるの?
その疑問が解決され具体的なゴールまでの計画が見通せるようになります。


 <データベース構築支援サービス>

大量データを取り扱うシステム・災害でも止まらないシステム・・全ては設計次第です。
後々後悔しないためにも、経験豊富なスペシャリストが論理設計・物理設計などをお手伝いします。


 <SQL標準化支援サービス>

SQL標準はありますか?の質問に多くのお客様が“ありません”と回答しました。
SQL標準を準備することは将来のメンテナンスコストの削減にもつながります。


 <データ可視化支援サービス>

ER図「ありません」は「ありえません」!
システムのブラックボックス化を解消するためにも、データのライフサイクルやデータベースオブジェクトの可視化を始めましょう。
もちろんシステムの改善点もご提案します。


 <テクニカルサポートサービス>

間違ってデータを消したので、リカバリーしたい・・
ログにエラーが書かれてるけどなんだろう?
この新しい機能使っても平気かな?
そんなトラブル解消の支援や技術的な質問・疑問をお客様に代わり調査します。

■ おわりに

 当社がご提供するワンストップ総合支援サービスの目的は、データベースを長期間安定的に稼働させることです。ですが、データベースの安定稼働が最終的なゴールだとは考えておりません。

 データベースに格納されているデータは、お客様の貴重な情報資産です。データベースを長期間安定的に稼働させることで、データを細かく管理でき、データ活用も進み、その結果、お客様のDXの推進に役立つことになります。

 当社が目指している最終的なゴールこそ、お客様の情報資産を最大限に活用し、お客様のDXの推進にお役立ていただくことなのです。
当社の「ワンストップ総合支援サービス」を、ぜひご検討ください。

本サービスに関するお問い合わせ、ご質問等がございましたら、お気軽に下記までご相談ください。
  株式会社システムコンサルタント 第一営業部




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ありがとうございました