以前のブログで 「テレワーク」 の推進について触れましたが、
- 働き方改革
- 東京オリンピック
などは企業によって取り組みへの温度差がありました。
しかし、今回の「新型コロナウィルス感染症」による一連の騒動から状況が一転!
総務省なども「テレワークマネージャー」による派遣などで、導入企業への支援を始めるなど、非常に緊急性の高い推進事業へと変わってきました。
今後、他でもデジタル技術による仕事・生活のあり方が急激に変化してくると予想されます。
ですが、「テレワーク」を実施する前提となる「デジタル化」は、変革される業務や内容・目的により、使われる「デジタル技術」が異なり、それらを表す言葉も様々なので、それぞれの意味や得られる効果をまとめてみました。
様々な「デジタル化」
1.デジタイゼーション(Digitization)
アナログなものの一部をデジタル技術によって付加価値を上げ、効率化を向上
2.デジタライゼーション(Digitalization)
デジタル技術で新しい価値を作り、新たなビジネスを!
3.デジタル・トランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)
デジタル技術が進化・変革したことから、情報をフル活用して実現されたビジネスモデルで企業の変革が可能に!
デジタル変革の例
もう少し分かり易い様に、上の3つをミクロ的に「電話」を例にイメージしてみましょう。
1.デジタイゼーション
- 固定電話から携帯へ
- アナログ通話がデジタル通話に
- 通話以外にメールや写メなど送信可能
2.デジタライゼーション
- インターネット接続可能
- Wi-Fi通信接続可能
- 基地局・GPSなどから位置情報
- バンキングなど専用サイトでサービス手続き可能
- TV電話・ワンセグ・電子マネーなどの付加機能
3.デジタル・トランスフォーメーション
- スマートフォンとなり、通話機能は機能の一部程度
- アプリ形式で自由に機能選択
- QRコードで新たなスマホ決済が可能
- SIMフリー等 オープン化で自由競争、消費者メリット 等
まとめ
このように電話でも「デジタル技術」と共にこれだけ進化・改革してきました。
企業レベルであっても、個別業務、全社業務・情報管理、外部接続・消費者へとつながる次世代のビジネスモデルが「デジタル技術」の組み合わせによって構築できます。
当社も自社技術の集合体として「デジタル・トランスフォーメーション」を「ペーパーレスソリューション」にして展開し、組織全体の業務プロセスのデジタル化で企業課題を解決・競争力を向上すべくご提案しています。