「もうけの花道」、おもしろいタイトルですよね。
これは、経済産業省の中国経済産業局が公開している知的財産を学ぶ動画サイトです。
念の為、補足しておきますと、「中国経済産業局」は広島県広島市にあり、中国地方における経済産業省の機関です。
こちらの動画サイトは、主に中小企業向けに知財の大切さを認識してもらう為に作成されており、特許活用の基礎からグローバル展開に必要な対策まで、幅広いテーマが扱われています。
タイトルを単なる「知財戦略」ではなく、「もうけの花道 知財戦略のススメ」としたことで、中小企業の経営者の方の目を引くサイトになっていると思います。
今回は、知財について面白く、かつ分かり易く説明してくれているこちらのサイトを多くの方に知っていただきたく紹介させていただきました。
動画は、3分から5分程度で40本以上がアップされています。
知財戦略においては、研究開発や製造現場に従事する方の理解も必要です。
このような短い動画であれば、仕事の合間などに視聴できますので、関係者への説明の助けにもなりそうですね。
なお、動画の中には、弊社の子会社である「株式会社 日本電子公証機構」の『電子公証サービス』をご利用いただいております、「弁護士法人 内田・鮫島法律事務所」の『鮫島弁護士』が知財についてコメントされています。
特に、「オープンクローズ戦略について#96」という動画には、【オープン】と【クローズ】という言葉から陥りやすい誤解(私も以前誤って理解していました)についてわかりやすく解説されており、大変参考になりました。
因みに、鮫島弁護士は、小説「下町ロケット」に登場する『神谷弁護士』のモデルとなった方ですよ。