はじめに
現在、新型コロナウイルスの感染拡大で学校が休校になるなど、教育において大きな影響が出ています。また企業が開催する各種セミナーなども、開催が中止になるケースが多く出てきています。そのような中で有効になってくるのが、Webによる教育です。今回はWebセミナーについて考えてみます。
Webセミナーとは
Webセミナーとは「インターネット上で実施される講義」のことで、オンラインセミナーと言われることもあります。またウェブとセミナーを合わせてウェビナーという造語も生まれているようですが、意味は同じです。
Webセミナー自体がいつ頃から始まったかは定かではありませんが、筆者が入社間もない頃(15年位前)に、ストリーミング技術を使ってセミナーの動画配信をするプロジェクトに携わった記憶がありますので、そう考えるとその歴史は長いと感じます。
Webセミナーの種類
Webセミナーには大きく2つの形式があります。
【 ①ライブ配信 】
決められた日時に実施されるリアルタイムの講義を視聴する形式です。音声通話やチャットを通じて質問も可能で、実際に会場でセミナーを受けているのと同じ感覚・緊張感を持って動画を視聴することができます。
【 ②録画配信 】
こちらはあらかじめ録画した動画を視聴する形式です。動画の編集が可能ですので、説明文を追加するなど、より細部にこだわった動画を配信できるのが特徴です。また実際に実施した講義を録画して、それをそのまま配信するといったケースもあります。
Webセミナーのメリット
ここでは参加者側、開催者側それぞれから見たWebセミナーのメリットをまとめてみます。
参加者 | 開催者 | |
---|---|---|
ライブ配信 | ・どこからでも受講が可能なため、移動にかける時間と費用がかからない ・オフラインセミナーと同じ緊張感を感じられる ・双方性があり、コミュニケーションが可能 | ・世界中から集客可能 ・コスト削減(会場費、準備工数など) ・動画の編集が必要ない |
録画配信 | ・どこからでも受講が可能なため、移動にかける時間と費用がかからない ・いつでも受講が可能なため、日程調整の必要がない ・動画の早送りや巻戻しが可能(ただし制限があるケースもあり) | ・世界中から集客可能 ・コストの削減(会場費、準備工数など) ・動画を繰り返して使用可能 |
おわりに
今回はWebセミナーついて書かせていただきました。
在宅勤務が推奨される中、Webセミナーの有用性が再認識されているように感じます。今後Webセミナーを導入・拡大させていく企業も増えてくることでしょう。
そんな弊社も近く、既存のユーザー様に向けてWebセミナーの配信を試験的に実施する予定です。内容は弊社BIツール「Excellent/WebQuery」の操作方法の解説です。
ツールやセミナーについてご興味がある方は、是非お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。