はじめに
BIツールのリプレースは、現行で使用しているツールのサポート終了時に合わせて検討を始めることが多いと思います。これまでとは別のツールに置き換えることはリスクもありますが、業務改善への第一歩にもなり得ます 。
今回の記事ではBIツールのリプレースの事例についてご紹介させていただきます。
目次
- ある建設会社の話
- リプレースを決めたポイント
ある建設会社の話
ある建設会社のシステム担当者は現在使っているBIツールのサポートがきれるタイミングで新しいBIツールの導入について検討を始めました。
情報収集を進め、分析に強みがあるツール、レスポンスに強みのあるツール等、それぞれに特徴があるのを把握し、5つのツールに絞りました。
各ツールのデモを比較し、検討を続け、最終的には試使用版を実際に使用して、現行の帳票作成が可能かどうかの確認をした上で新ツールの導入を決めました。
リプレースを決めたポイント
リプレースに踏み切ったポイントは下記の3点でした。
【1. 帳票作成の簡素化】
リプレースにあたり一番のポイントとして考えていたのが、「現行の帳票が新しいBIツールでも作成可能か。また、いかに簡単に作成できるか」ということでした。
これまでは帳票作成をする際、BIツールでデータを取得後、Excelでの2次加工、3次加工が必要でした。新ツールではExcelマクロとの連携が可能な為、ワンクリックで帳票を作成することができました。またカスタマイズの必要はなく、標準機能のみで帳票の作成が可能なことも確認でき、余計な初期費用がかからないのも大きな魅力として映りました。
【2. 横展開が可能】
今回は経理部門向けの帳票作成にフォーカスして評価をしていましたが、試使用版を使う中で他部署での利用も十分に可能であると感じたこともリプレースに踏み切る要因となりました。
【3. 教育の充実】
導入した新ツールは購入後に無料で受講できる定期セミナーが用意されており、サポートも手厚く、スムーズに運用に乗せるイメージできた点もポイントでした。
最後に
今回はBIツールのリプレース事例についてご紹介させていただきました。BIツールに限らず、システムのリプレースについては色々と検討しても結局、現行と同じものを選択するケースが多いかもしれません。目的やメリットを明確にできているのであれば、思い切ってリプレースすることで上記のような効果を得られることもあります。
ちなみに弊社ではExcellent/WebQueryというBIツールを扱っております。純国産のツールで業種・業界問わず、豊富な導入実績を誇っています。上述したようなリプレースの実績も多数ございます。
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