はじめに
弊社では、パッケージソフトウェア(以下、パッケージ)として「Excellent/WebQuery/FreeWay」というBIツールを開発・販売・サポートしています。
お客様にご紹介しますと、BIの様にデータを活用するシステムについては自社でスクラッチ開発されているケースがあるのですが、その際にパッケージのメリットについて説明することがあります。
今回は改めて、パッケージ導入のメリットについてお話したいと思います。そもそもパッケージとは何か…?については、以下を参照してみてください。
パッケージ製品のメリットについて
お客様に説明していて、特にパッケージを選ばれる理由で多かったのが、
- 保守の容易さ
- 製品によって、バージョンアップを無償で実施可能
だと感じました。例えばお客様とお話ししていると、
「スクラッチ開発したシステムを使っているんだけど、保守が属人化していて大変なんだよね…」
といった声をお聞きします。
業務の変化に伴い、システムは「継ぎ足し・継ぎ足し」になっているケースが多く、結果メンテナンスが大変だったり、属人化してしまって困っていたりと、保守関連の課題を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは「1.保守の容易さ」に繋がるのですが、パッケージ製品は開発元に保守を任せられるため、ソースの管理や修正について考える必要はなくなります。
その分パッケージ利用に伴う保守費用や、サブスクリプション型であれば月額使用料が必要になりますが、自分たちでメンテナンスをしていく労力と比較するとパッケージ導入のメリットが大きいのではないでしょうか。
また「2.製品によって、バージョンアップを無償で実施できる」についてですが、保守契約を結んでいる場合、パッケージによっては無償でバージョンアップ版を受け取ることができます。
バージョンアップを実施すると、基本的には以下の様なメリットがあります。
- 新機能の利用、ご要望頂いた機能の搭載
- 新しいOSやデータベース、Officeといった新環境への対応
新環境への対応については、例えば、
「OSがWindows10になったら急にシステムに接続できなくなった。」
「Officeを365に変えたら、今まで動いてたアプリが動作しなくなった」
等、環境が変わると思いがけない障害に遭遇する事があります。パッケージの多くは最新の環境に対応するようなバージョンアップを行っているので、そういった悩みから解放されるのもメリットの1つですね。
最後に
ここまでパッケージ製品の良い面を書きましたが、逆に注意すべき点もあります。考えられる点としては、
- 要件にマッチする製品を探す必要がある
- 製品によってはお問い合わせから回答までの時間が長い
といったところが挙げられるのではないでしょうか。
「要件にマッチする製品を探す必要がある」については、「BIツールの選定フロー」という資料をご用意しております。色々な探し方があると思いますが、よろしければ参考にしてみてください。
「 製品によってはお問い合わせから回答までの時間が長い」については、海外製品をご利用されているお客様からよく聞くお話です。弊社製品は自社で開発・サポートしている純国産の製品ですので、こういったお悩みは不要です。製品についてもう少し詳細を見たい方は、是非下記から見てみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。