はじめに
1990年代よりデータマイニングが本格化し、2010年代に入ってからはビッグデータという言葉も馴染んできたのではないでしょうか。しかしながら、積極的なデータ活用を行っていない企業もまだまだ多いと感じています。
専門的な知識がないとか自社の環境に合うツールが分からない、費用対効果を見いだせないといった声はよく聞きます。ほかにもいろんな理由はありますがここでは割愛します。
今回は改めてデータ活用始めるにあたってどんな流れになるかといった話をしていきます。
ステップ1 データの整備
データ活用を行う上でもっとも重要なのはデータの量と質です。
量より質、質より量という考えはデータ活用にはありません。
データ量が多くても精度が低いと説得力に欠けます。逆も然りで本格的な運用には両者を高めること、すなわちデータの整備が不可欠です。
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ステップ2 ツールの検討
整備したデータを何で活用するか、が次のステップになります。
具体的にはBIツールやExcelなどの分析、集計ツールの出番になるわけですが
コストや機能、導入規模などを十分に検討します。
この段階で要件を洗い出し 運用方法も明確にできるとスムーズになります。その際トライアルを利用して製品に対するイメージを具体化できるとさらに良いです。
ステップ3 ユーザー教育
ツールを導入した後は、実際の運用フェーズに入りますがユーザーの教育を忘れてはいけません。ここを疎かにしてしまうとせっかく掛けたコストが無駄になってしまいます。セミナーなどを有効活用してユーザーへ浸透させていきましょう。
↓からBIツールリプレース時におけるユーザー教育事例についての資料をダウンロードすることができます。是非ご活用ください。
ステップ4 スモールスタートから
多くの場合は小さな規模から導入を始めることになるでしょう。運用が失敗した後のリスクを抑えられたり、新たな計画も建てやすいなどメリットも多いです。
スモールスタートからデータ活用で成果を実感し、より大きな規模へ移行していくことができれば効果的な戦略になるはずです。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。今回は簡単ですがデータ活用を進める流れを記載しました。もちろんデータ活用の進め方は企業によって様々ですが1つの例としてご参考にしていただけましたら幸いです。