AWS Certified Solutions Architect – Associate を受けてみた

システム統括部5年目の Kazukiです。

この度、AWSの資格である「AWS Certified Solutions Architect – Associate」(通称︓SAA)を受験し、合格しましたので体験談を紹介します。

AWS Certified Solutions Architect – Associateとは?

Amazon Web Services (AWS) が提供する 公式認定資格の一つで、クラウド設計に関する基礎〜中級レベルのスキルを証明する資格です。

複数ある資格のうち、幅広い AWS サービスに関する技術的な知識とスキルを認定するための位置づけとなっています。

この認定資格の有効期間は3年となっていますが、有効期限が切れる前にもう一度同じ試験にパスするか、上位資格である「AWS Certified Solutions Architect – Professional」を取得することで再認定を受けることが出来ます。

試験時間は130分間で問題数は65問、すべて選択問題です。

AWSの資格試験を受けた理由

昨年、「基本情報技術者試験」、「応用情報技術者試験」に合格し、IT社会人としてベースとなる知識を身につけることが出来ました。

しかし、クラウドに関する業務に携わったことがなく知識もゼロの状態だったため、資格取得を通じてAWSクラウドの基礎的な知識を得たいと思い受験に至りました。

勉強方法/勉強時間/ポイント

勉強方法

使用教材

  • 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書
  • Ping-t (問題集 Webサービス)

勉強期間

2ヶ月

学習のポイント

  • 上記テキストをもとにサービス名とそれらの特徴をインプット
    • AWSのサービスと特徴が掲載されているため、それらをとにかく覚える
    • 実際にAWSに登録し、覚えたサービスを実際に触ってみたりするとイメージがつきやすくておススメ
  • Ping-tの問題集を使ってアウトプット
    • Ping-tでは各サービスごとに問題が分けられており、1つ目のポイントで覚えたサービスを中心に解く
    • 間違えた問題は、解説を読みながら理解しテキストだけでは得られなかった情報をインプット
    • 間違えなくなるまで問題に取り組む
  • Ping-tの試験モードで本番と同様の環境で時間に慣れる
    • 試験時間は130分と長いが、全体で65問あるため時間に慣れておくとよい
    • 70%ほどで合格だが、安定して80%以上を出せるようになるまでは気を抜かずにアウトプットしたほうが当日のメンタルによい

試験当日

今回はCBT用の会場で試験を受けました。
CBTとは、全国各地のテストセンターに設置されたパソコンで、マウスやキーボードを使って解答する受験方式です。

基本情報技術者試験でも同じ会場だったため、受付から受験までスムーズに進めることができました。

試験では、上記問題集でやった問題と全く同じ問題が複数出たため、一瞬で解答できたものが多く時間には比較的余裕がありました。
もちろん、初見の問題もありましたが、消去法で選択肢をつぶしていくと1つに定まるので落ち着いて取り組むことが重要です。

合格発表のタイミングですが、公式サイトには受験日から5営業日以内とありますが、私の場合は当日の夜にメールで合格証が届きました。

最後に

この資格ではクラウドに関する様々な知識 (アーキテクチャ設計, コスト最適化, セキュリティ, パフォーマンス最適化等)を得ることが出来ます。

AIによって様々な領域が効率化される中でも、クラウドのような基盤知識は必要不可欠なものになっていると感じています。

今後もほかのAWS資格を受けるつもりです。

クラウド初心者でも比較的取得しやすい資格だと思いますので、皆さんも是非チャレンジしてみてください。

SNSでのシェアはこちらから