リプレースを決めたポイントは?BIツールの事例の話2

はじめに

以前このブログでBIツールのリプレースの事例をご紹介させていただきました。
今回はその第二弾になります。お付き合いいただけましたら幸いです。

目次

  1. ある製造業の話
  2. リプレースを決めたポイント

ある製造業の話

ある製造業の企業では独自のツールをスクラッチで開発し、販売管理システムを運用していました。機能を拡張するにつれ、システム担当者は以下の課題を感じていました。

  • ツールをメンテナンスできる人が限られ、属人化している
  • 今後のツールの機能拡張が難しい

その後、基幹システムのサーバー更改をきっかけに、システム再構築のプロジェクトが開始されました。そのタイミングで自社開発のツールに代わるBIツールの検討も始めました。

担当者に選定条件を聞くと当初は大きく以下の2つを挙げました。

  • 既存の機能が全て網羅されている
    既存のツールと同等の機能を有していることが前提条件として、特にデータのドリルダウン、ドリルアップによるデータ分析は必須。
  • 誰でも簡単に使える操作性
    ツールを使える人が限られないように、わかりやすく直観的なGUIを有していて、ユーザーが簡単に帳票作成までできること。

選定を進める中で、上記の条件はほとんど、どのツールもクリアしていました。

では実際にリプレースがされたツールは他にどのような機能を持っていて、どう自社にフィットしたのでしょうか。

リプレースを決めたポイント

現在のツールへリプレースを決めたポイントは下記の3点でした。

【1. グラフィカルなデータ分析】
以前より経営者層から売上データの見える化を迫られており、データをグラフィカルに見やすく加工できることが評価のポイントでした。またツールにログインしなくても、社内のポータルサイトからワンクリックでデータの確認ができる点も高評価につながりました。それらの機能はこれまでのツールではカバーできなかった為、インパクトは強かったようです。

【2. リアルタイムのデータ取得】
中間データ(キューブ)を必要とするBIツールが多い中、今回選択したツールは中間データを構築する必要がなく、常にリアルタイムのデータが取得できました。製造業の場合、工場からデータにアクセスし、現場でタイムリーな意思決定を行うため、リアルタイムのデータが取得できるのは大きなメリットとなります。

【3. サポート体制の充実】
試使用版を使用していた際のフォローが手厚く、問い合わせの対応も迅速でスムーズであったことも信頼感につながりました。これまでは問題が起こるとシステム部門で原因を調べ、解決していましたが、新しいツールは、問題があれば問い合わせ窓口に連絡をすればいいので、システム部門の負担は大きく減ります。

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終わりに

今回はBIツールのリプレース事例についてご紹介させていただきました。
リプレースの際、まずは現行ツールの課題を挙げ、それを解決してくれるツールを探していくと思います。検討を進めていくと新たなツールで想像以上のことが実現できることに気が付くはずです。現行のツールに多少なりとも課題があるようでしたら、まずはツールの情報収集から始めてみるのもいいのかもしれません。

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