昨年末にデジタル庁/厚生労働省から、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」がリリースされました。
3回目のワクチン接種を受けた際、こちらのアプリを入れてみたので、手順等についてまとめてみました。
動作環境
- マイナンバーカードが読み取れる端末(NFC TypeB対応)
- iOS13.7以上 AndroidOS8.0以上
アプリのインストール/設定
アプリは各ストアページからインストールします。
① 【インストール】
「利用規約」合意後、用途の選択を行います。今回は「日本国内用」を選択しました。
※「海外用」も選択した場合は、「日本国内用」とは別に証明書が発行されるようです。
② 【マイナンバーカード読み取り】
スマートフォンのNFC読み取り位置にマイナンバーカードを押し当てたら、「券面事項入力補助用」の暗証番号(4桁)の入力が求められます。
認証されると、氏名・生年月日・性別・住所が表示されます。
※マイナンバーカードの暗証番号は分かりづらいので、別途文末にまとめましたのでご覧ください。
③ 【市区町村選択】
ワクチン接種の1回目と2回目の間に引っ越しをしていなければ、1箇所しか表示されません。
④ 【設定内容確認】
ワクチン接種記録が見つかると、以下が表示されます。
- 氏名
- 接種回数
- 最終接種日
- 市区町村
- ワクチン接種に関する情報(ワクチンの種類/メーカー/製品名/製造番号、接種国)
「利用規約」を読む時間を除けば、数分で終わりました。
インストールしてみて
インストール・設定自体は非常に簡単に出来ました。
今後、社会が回り始めたときに、色々なシーンで活用できるようになることを期待しています。
参考:マイナンバーカードの暗証番号について
マイナンバーカードのICチップ内には、カード利用者の用途によって、4種類の「暗証番号」が設定されています。
1.住民基本台帳用
コンビニで住民票を発行する時など、住基ネット関連で使用する数字4桁の暗証番号です。
2.券面事項入力補助用
今回のアプリで使用した暗証番号です。
個人番号や基本4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取るための数字4桁の暗証番号です。
3.利用者証明用電子証明書用
『マイナポータル」などを閲覧する際、利用者本人であることを確認するために必要な『利用者証明用電子証明書』を利用するための暗証番号です。
数字4桁です。
4.署名用電子証明書用
確定申告など、オンラインでの本人確認に必要な『署名用電子証明書』を利用するための暗証番号です。
6~16桁の英数字です。
注:上記の内、1・2・3の数字4桁の暗証番号は同じものを設定することが可能です。
但し、生年月日を設定することはできません。
【参考】
デジタル庁・厚生労働省「接種証明書をスマートフォンアプリで発行できます」
https://www.mhlw.go.jp/content/000868573.pdf
総務省:マイナンバー制度とマイナンバーカード
https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/index.html
地方公共団体情報システム機構(J-LIS)マイナンバーカード総合サイト
https://www.kojinbango-card.go.jp