マイナンバーカードの今後の普及予測 (政府発表)

先日、開催された「デジタル・ガバメント閣僚会議(第5回)」において、今後想定されるマイナンバーカードの交付枚数が発表されました。

マイナンバーカード交付枚数(想定)・マイナンバーカードの健康保険証としての医療機関等の利用環境整備に係る全体スケジュール(デジタル・ガバメント閣僚会議)

2023年には、ほとんどの国民が所有する想定のようです。

今までの発行枚数と、予測の発行枚数をグラフにするとこんな感じです。
今後急速に増えていくことが分かります。

発行枚数が増える機会としては、
①マイナンバーカードによるポイント還元(2020年7月)
②健康保険証利用(2021年3月)
となっています。

個人的には、2019年秋にリリースされる、iPhone向けOS(iOS)のバージョン13でマイナンバーカードの読み取りが可能になるようなので、民間のマイナンバーカード関連サービスが増えていく可能性があり、それにより、発行枚数が増えていくのではないかと期待しております。

少し前までは、マイナンバーカードをビジネスのターゲットに考えようとすると、

普及率がねぇ~

という言葉により、検討が進まないことが多々ありましたが、これからは BtoC のビジネスの今後について検討する際に、マイナンバーカードを入れておかないと、後々、普及した時に大幅な方針変更を迫られるかもしれませんね。