2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになるので事前登録してみた!

「健康保険証」として利用できるってどういうこと?

事前に登録手続きを済ませておけば、病院に行ったときにマイナンバーカードを出すだけで、保険資格の確認がおこなえるようになるということです。

メリットは?

「普段、健康保険証を持ち歩いてるから、別にメリットないんじゃない?」

と思われた方が多いかと思いますが、実は私たちにとってかなりメリットがあります。

内閣府が提示しているメリットは6つです。

保険証の切り替え時に、新しい保険証を待たなくてよい。
これはたまにしか発生しないので、あんまりメリットには感じないかと。。。

これらも病院側や保険者側がメリットと感じる部分が多いかなぁと。

一般の人がメリットと感じるのはこちらの2つですかね。

③は、手術や入院などで医療費が限度額以上になった際、いままでは、まずは支払って、その後、申請すると限度額を超えた分が戻ってくるというやり方でしたが、マイナンバーカードと保険証が連携されることで、最初の支払いが不要になり、かつ、手続きも不要になるというものです。
もし、自分がこういった高額医療費制度を知らなくても、ちゃんと制度が適用されるのです。


「マイナンバーカードの保険証利用」リーフレット(厚生労働省)

⑥は、いままで領収書の束を保管していた方にとっては朗報ですし、これまで「医療費控除」の申請をしてこなかった方にも『還付金』が戻ってくるようになるかもしれません。

「医療費控除」は、病院での支払いが年間10万円を超えた場合、超えた金額に応じて、『還付金』が戻ってくるという制度なのですが、それには「確定申告」の際に「医療費控除」の申請を行う必要があります。
申請の際には、支払った金額をすべて入力する必要があるため、かなり面倒です。

もし、マイナンバーカードが保険証として利用できるようになり、医療費の情報がマイナポータルに連携されるようになると、その年の医療費がどのくらいなのかを簡単にチェックすることができ、かつ、「確定申告」の際、データの入力が不要となるため、申請のハードルがかなり下がるでしょう。

ちなみに、医療費情報の連携が始まるのは、2021年10月みたいなので、丸1年分のデータが連携されるのは、2022年度からのようです。

8/7から始まった事前登録

マイナポータルからの事前登録が 8/7 から始まっています。

登録方法は以下の動画をご覧いただくのがよいかと思います。

【パソコン Ver.】

【スマートフォン Ver.】

動画では分かりにくいという方は、こちらのサイトも参考にしてみてください。

マイナンバーカードの健康保険証利用|マイナポータル

登録してみた感想

マイナポータルへの登録が済んでいれば、1分程度で終わります。

ただ、毎度気になるのが、スマホのカード読み取り精度ですね。
読み取りに時間がかかるし、失敗することも多い。

まだまだ、改善の余地オオアリですね。

まとめ

マイナンバーカードが保険証と連携することで、「便利かも!」とか「お得かも!」と思えるメリットが出てきました。

先程、お伝えしたメリットにも、自分が知らなくても、申請しなくても、受けられる控除がもらえるようになるものがありましたが、今後、マイナポータルと自治体システムとの連携が進むことで、補助金や助成金を受け取ることができる人に自動で振り込まれるようになっていくでしょう。

そのためにも、政府や総務省には、「マイナンバーカード」がもっと使いやすいものになるよう、改善やPRを進めていってもらいたいですね。

特に、「マイナンバーカード」は持ち歩いても大丈夫!というアピールはもっと積極的に取り組んでほしいものです。

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