2022年にマイナンバーカードの機能がスマホに搭載
現在、2022年を目処にマイナンバーカードの機能をAndroidに搭載できるよう、総務省で検討が進められています。
たまにニュースにもなっているのでご存知の方もいるかと思います。
ただ、そもそも
「マイナンバーカードがスマホに搭載」ってどーゆーこと???
と思われている方が多いのではないでしょうか。
今回は、
- マイナンバーカードの機能がどのようにスマホへ搭載されるのか?
- スマホに搭載されるとどんなメリットがあるのか?
について説明したいと思います。
マイナンバーカードの機能がどのようにスマホへ搭載されるのか?
マイナンバーカードには、オンラインでの本人確認を可能にしている「電子証明書」というものがICチップに搭載されています。
「スマホへ搭載」されるのはこの「電子証明書」になります。
いまのところ、「電子証明書」のみなので、対面による本人確認で免許証ではなくマイナンバーカードを使っている方は引き続き、カードそのものを持ち歩く必要がありそうです。
スマホに搭載されるとどんなメリットがあるのか?
1.マイナンバーカードが不要
当たり前ですが、マイナンバーカードを持ち歩く必要がなくなります。
これにより、マイナンバーカードの券面に記載されている「マイナンバー」を気にする必要がなくなりますので、より安心して利用できるようになるでしょう。
2.ICカードリーダーが不要
最近では、マイナンバーカードの読み取りに対応しているスマホが増えてきているので、自宅に読み取れる環境が無いという方はかなり少ないかと思います。
ただ、一度でもスマホで読み取ったことがある人ならわかるかと思いますが、読み取りの精度がかなり悪く、カードを接触させる位置によって全く読み取ってくれないということが多々あり、ストレスに感じていました。このイライラから開放されるのは非常に大きいですね。
3.セキュリティレベルが上がる
搭載される電子証明書を利用する際、スマホの生体認証で認証されることになると思いますので、いままでのパスワードによる認証よりも厳密な本人確認をおこなうことになるので、セキュリティレベルはあがるでしょう。
まとめ
マイナンバーカードの電子証明書をスマホに搭載するというのは数年前から検討されていますが、いよいよ実現しそうな感じですね。
ただ、検討当初から課題になっているiPhoneへの搭載は、現時点の総務省のスケジュールに入っていないので、もう少し先になりそうですね。